15日午後、ハノイの党中央委員会本部で、トー・ラム書記長は、ベトナムを公式訪問中のエチオピア連邦民主共和国のアビィ・アーメド・アリ首相と会見しました。
今回のアビィ・アーメド・アリ首相によるベトナム公式訪問は、4月14日から17日までファム・ミン・チン首相夫妻の招きに応え行われ、第4回グリーン成長とグローバル目標2030のためのパートナーシップサミット(P4G)に参加することを目的としています。
会見で、トー・ラム書記長は、「ベトナムはエチオピアをはじめアフリカ諸国との友好関係を重視している」と強調するとともに、両国に対し農業や貿易、投資、科学技術分野での協力をさらに強化するよう求めました。一方、アビィ・アーメド・アリ首相は、「両国は、投資や科学技術、農業、教育・人材育成、草の根交流などの分野において協力関係を深化させていくよう」希望を表明しました。
この機に、両指導者は、両国国民の相互理解と相互信頼の深化や友好関係の強化を目指し、両国の党の間の知見共有を強化することで一致するとともに、両国が、今後の協力関係を推進するため、外交代表事務所を早期に開設するよう希望を表明しました。
トー・ラム書記長は、両国に対し、国連や非同盟運動をはじめ、国際機関と多国間フォーラムにおける連携と相互支援を引き続き維持するよう提案するとともに、ASEANやAUアフリカ連合など重要な組織との関係を促進するための架け橋としての役割を果たすよう求めました。
(VOVWORLD)