25日、トー・ラム党書記長はハノイで開かれた2025年~2030年の任期における国会党委員会第1回大会に出席しました。
大会で演説を行ったトー・ラム書記長はベトナムは現在新しい発展段階に入り、その中で、「2つの100年目標」を掲げている。これは国会の活動、とりわけ制度整備に非常に大きな使命と責任を課すものである。そのため、国会議員をはじめ、幹部、党員、公務員、職員は政治的決意をさらに高め、思考を刷新し、行動を強化して国の発展に寄与する必要があると訴えました。
さらに書記長は、今大会で議論・補足し、次期任期において実施すべき中心的課題として、「国会のすべての活動に人民性を高めること」を強調し、次のように述べました。
(テープ)
「それぞれの法律は、単なる法的文書ではなく、国民の知恵、意思、願いの結晶でなければなりません。国会議員は立法者、監督者、意思決定者であると同時に、何よりもまず有権者の代表であり、国民の声、願い、正当な権利や利益を忠実に代弁する存在である。国会議員一人ひとりが生活の息吹を国会に届け、そして国会の正しい決定を生活へと戻し、国民の生活向上に貢献しなければなりません」。
今後の方向性として、トーラム書記長は国会が立法、最高監督、国の重要事項決定という3つの機能を重点的に果たすことを要請し、「立法は突破口であり、国の発展を導く先駆け」と位置付けました。
なお、同日午前、第1回国会党大会は、2日間の日程を終えて閉幕しました。
(VOVWORLD)