韓国国賓訪問の一環として、12日午後、ソウルでトー・ラム共産党書記長はウ・ウォンシク国会議長と会見しました。
会見で、トー・ラム書記長は両国に対し、協力メカニズムを効果的に展開するよう提案しました。たとえば、韓国市場へのベトナム輸出品のさらなる開放、2030年までに二国間貿易取引総額を1500億米ドルに引き上げる目標の早期達成、高度人材の育成協力の強化、韓国で生活・就労するベトナム人コミュニティに好ましい条件を提示することなどです。特に、将来、在韓ベトナム人が韓国国会議員として活躍できるような環境づくりを呼びかけました。
一方、ウ・ウォンシク国会議長は、ベトナムが2045年までに高所得の先進国となるという目標を達成すると確信の意を表しました。同日午前、韓国のイ・ジェミョン大統領夫妻がトー・ラム書記長夫妻を温かく出迎えた後、青瓦台で伝統芸術を鑑賞しながら茶会が執り行われました。
(VOVWORLD)