9月23日、ハノイで、2025年〜2030年期のベトナム祖国戦線・中央団体党委員会の第1回代表大会が開催され、トー・ラム党書記長、ファム・ミン・チン首相、党・国家の指導者、そして党員5000人あまりを代表する346人の代表者が出席しました。
大会で演説に立ったトー・ラム党書記長は、国民の生活への配慮や、省レベルで緊急コミュニティ支援基金の設立、脆弱なグループ向けのコミュニティリスク保険の試験的実施、宗教団体と企業および篤志家との連携などを求めました。次の任期の主要任務について、トー・ラム党書記長は次のように述べました。
(テープ)
「祖国戦線党委員会に直属する25の党組織間の協力規定を完成させ、明確な分権と権限委譲を行い、重複を避け、法的文書、党規約、および関連規定に定められた政治システムの活動原則を厳守する必要性があります。全民族の大団結を強化・拡大し、新しい世代の労働者、農民、青年、女性、社会的弱者、宗教・民族の人々のための多層的・多経路な代表・参加ネットワークをデジタルプラットフォーム上で構築しましょう。宗教と民族の団結を促進することも重要です。さらに、24時間体制に対応できる「デジタル祖国戦線窓口」を設置し、全てのレベルと地域で『国民の声を聞く月間』を実現し、国民生活問題のインタラクティブマップを設けましょう。宗教・民族紛争がないというベトナムの貴重な特徴を活用した上で、大団結を発展させ、寛容、調和、協調の文化を強化し、相違を独自性と国を発展させる資源に変えていきましょう」
(VOVWORLD)
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