5日午前、ハノイで、ベトナムデジタル通信協会は「AI人工知能の背景の中でデータ戦略から価値を作り出す」をテーマとしたセミナーを行いました。
このセミナーは、ベトナムのDXデジタルトランスフォーメーションに対するデータの重要性を強調し、データの構築を通じて、DXを促すことが狙いです。
セミナーで、出席者らは、国家データ戦略の構築に関する戦略と法的基盤、DXの促進に関する大手企業の知見の共有、データの利用による商品開発戦略、データの安全性の確保などについて話し合いました。SAPベトナム社のチャン・ティン・ミン・チェト社長は、データは企業の基盤の一つとなっていると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「データを構築するためには3つのステップが必要です。第1に、どんなデータを必要とするのか、そして、そのデータをどこから取得するのかを知ることです。第2に、データを管理すること。第3に、データを利用してどんな経営チャンスを得られるのか、そして、問題が発生する場合どのように対応するのかについて詳しく分析することです」
なお、DXデジタルトランスフォーメーションは、第4次産業革命に主体的に参加するための重要な基盤とされています。DX指導国家委員会は、国家データの構築を今年のDXのテーマとし、データはDXを促す重要な基盤であると強調しています。
(VOVWORLD)