チン首相は、2025年に全国で8%以上の経済成長率を実現するため、地域全体が一丸となって課題解決と施策の実行に取り組むよう求めました。
13日午前、南部カントー市でファム・ミン・チン首相は、メコンデルタ地域の省・市の指導者との会議を主宰しました。これは、7月1日から実施された行政再編と二層制地方政府の導入後、首相による初の現地出張および初のメコンデルタ地域との会議となります。
会議では、二層制地方政府の運営体制、メコンデルタ地域における主要な交通・インフラプロジェクトの進捗状況、APEC2027に向けたインフラ整備計画、高速道路網の整備、内陸水路交通の開発などについて確認が行われました。また、同地域で推進中の「100万ヘクタールの高品質・低排出型稲作の持続的開発プロジェクト」の進展についても報告されました。
この機に、チン首相は、2025年に全国で8%以上の経済成長率を実現するため、地域全体が一丸となって課題解決と施策の実行に取り組むよう求めました。これは、今後の二桁成長に向けた基盤・原動力の創出にもつながると述べました。
さらに、貧困者や革命功労者など優遇政策の対象者に対する仮設住宅や老朽化した住宅の解消についても強調し、7月27日までに革命功労者に対する全ての仮設住宅・老朽化した住宅の撤廃を、そして全国レベルでは2025年8月31日までに全面的な解消を完了させるよう指示しました。