7日午前、ハノイで、ファム・ミン・チン首相は11月の政府の月例会議を主宰し、11月と年初からの11か月の経済社会状況を評価し、12月、および今後の重要な課題と解決策について協議することが狙いです。
席上、報告を行った計画投資省は、11月および過去11か月の経済社会状況が好調で、ほとんどの分野で前年同期よりも良い成果が収められたと明らかにしました。また、マクロ経済は基本的に安定しており、インフレが抑制され、輸出超過は230億ドルを超えると見込まれています。さらに、大きなバランス、エネルギー安全保障、食料安全保障が確保されています。国際機関はベトナムの成長予測を継続的に前向きな方向に修正し、企業コミュニティは経済の展望に対する信頼を回復しています。
会議で、チン首相は、各省庁が打ち出した業務を高い品質でやり遂げるため、全力を尽くし、経済社会の発展に関する問題を適時に解決してきたことを評価しました。また、今年のGDP成長率を7%以上にし、設定された15の指標のすべてを完了するために、優先事項を再確認する必要があると述べました。
今後の重要な課題と解決策について、チン首相は政府の閣僚、各省庁、地方行政府に対し、革新的な思考、高い決意、大きな努力、そして断固たる行動を求めました。さらに、政治システムにおける組織・機構の合理化に関する第12期党中央委員会総会の決議18号の実施状況の総括に注力するよう求めました。
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「組織・機構の合理化は非常に敏感な問題であり、利害関係や人々に影響を与えるため、まず自ら、そして自分の機関や部門のためにリーダーシップを発揮し、思想教育を行う必要があります。これは、政治システム全体を統一化する一助となります。また、党の統一的な指導を確保することが重要です。党が指導し、政府が一致し、国会が同意し、国民が支持しているので、私たちは『議論するのではなく、行動する』との姿勢で臨むべきです」
そして、チン首相は、年末や来る旧正月の時期に、必需品や食料品の市場と価格の安定を確保するよう求めるとともに、「規律と責任、迅速かつ積極的、スリムで効率的、飛躍の基盤を築く」という2025年における政府のキーワードを示し、来年の成長率を8%に達する目標を掲げています。
(VOVWORLD)