チン首相は、「ベトナムは常に、ロシアとの包括的・戦略的パートナーシップを重視している」と再確認しました。
首相の動静を担当する当放送局（VOV)のレポーターによりますと、９日、政府本部で、ファム・ミン・チン首相はベトナムを訪問中のロシアのクレンコフ・ビャチェスラボビッチ非常事態大臣と会見しました。
席上、チン首相は、「ベトナムは常に、ロシアとの包括的・戦略的パートナーシップを重視している」と再確認したうえで、「双方は、訪問団交換を強化し、政府合同委員会をはじめ既存の協力枠組みを活用する必要がある」と訴えました。
また、政府合同委員会が達成した合意の展開、ベトナムとユーラシア経済同盟とのFTA＝自由貿易協定の昇格、投資振興、新たなプロジェクトの展開、両国の首都間の直行便の開設などに力を入れるよう提案しました。
一方、ビャチェスラボビッチ非常事態大臣は、ベトナムのト・ラム公安大臣との会談の良好な結果を報告し、「双方は消防や、捜索・救難、人材育成、技術移転などをはじめ、あらゆる分野で、連携を緊密化させ、これらを通じて、両国間の包括的・戦略的パートナーシップを深化させていくことで一致した」と明らかにしました。
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