7日、中国・雲南省昆明市で、メコン諸国自身の経済協力枠組みである（ACMECS）エーヤーワディー・チャオプラヤ・メコン経済協力戦略の第10回首脳会議が開催され、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、およびベトナムの代表が出席しました。
席上、発言に立ったファム・ミン・チン首相は、ベトナムがACMECSの発展過程に積極的に参加し、「団結・統一のASEANのための強靭なACMECS』構築に取り組むと確認しました。
チン首相によりますと、ACMECSは、共通の渇望、共通のビジョン、共通の決意、共通の発言、および共通の行動という精神を掲げる必要があります。こうした見解で、チン首相はACMECS協力に向けた6つの内容を提出しました。それらは、思考と行動を融合し、戦略策定から実施まで一貫したプロセスを確保すること、伝統と近代を結びつけ、従来型経済分野と近代的な技術分野を調和的に開発させること、急成長と持続可能な成長をグリーン化、循環型経済、共有経済の構築で結び付けること、国内、域内、国際的な物品・サービスの流通と人の往来を容易にすること、政府と国民、および企業を結びつけること、そして開発と安全保障の確保を安定的に維持することです。
チン首相の提案は高く評価され、会議の文書に盛り込まれることになりました。
(VOVWORLD)