ファム・ミン・チン首相は17日午後、ブラジル・リオデジャネイロ市で開催された「千年の文化が織りなす輝き・新時代の繁栄への飛躍」をテーマとするベトナムデーに出席しました。
今回のベトナムデーでは、両国の35年にわたる友好関係を紹介する写真展をはじめ、多彩な文化イベントが催されました。会場では、ベトナムの54の少数民族の文化やUNESCO世界遺産、伝統衣装、ドンホー版画などの芸術作品が展示されたほか、ハノイ旧市街の伝統的なコーヒーの試飲や、漆器工芸、米粉細工、水上人形劇、武術「ボビナム」と旗舞のパフォーマンスなど、ベトナムの豊かな文化が紹介されました。
式典で演説したチン首相は、「ベトナムとブラジルは共通の理想を持ち、経済的な補完関係にあり、文化的にも親和性が高い」と指摘しました。このベトナムデーを契機に、両国の文化交流をさらに深化させ、それぞれの文化的アイデンティティを活かしながら、より豊かな文化交流を目指したいと述べました。
また、会場には2025年にベトナムで開催予定の「グリーン成長とグローバル目標2030のためのパートナーシップ」サミット(P4G)を紹介するコーナーも設けられました。
(VOVWORLD)