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ダン・フイ・フイン教授、科学博士

ダン・フイ・フイン教授、科学博士は資源・環境の分野の中でベトナムのエキスパートであり、2010年に、他の専門家とともに化学技術の分野でホーチミン賞を授与した。
ダン・フイ・フイン教授は、1933年、ベトナムのクアンナム省に生まれ、14歳の時、ラオスとカンボジアの戦に参加し、9年間、森の中に住んだため、自然のことがよく理解できた。ディエン・ビエン・フー勝利の後、フイン教授、科学博士はハノイ総合大学の生物学科で勉強し、1965年、ソ連のロモノコプ大学へ留学し、1968年、帰国し、国家科学委員会で働き、ハノイ総合大学で教えた。

1975年、フイン教授は、生物学学院の校長となり、1984年ロシアで博士の論文を書いた。帰国した後、ベトナムの自然動物学協会の会長、ベトナム生物執行委員会などで指導を担当した。1990年から今まで、フイン教授はベトナム自然・環境保護協会の副会長であり、1991年教授となった。


ダン・フイ・フイン教授、科学博士は資源・環境の分野の中でベトナムの先端の専門家である。


1995年、河馬の標本のそばにいるダン・フイ・フイン教授、科学博士


ベトナム科学・技術院の専門家と討論しているダン・フイ・フイン教授


ダン・フイ・フイン教授はベトナム自然博物館を設立した人の一人である。

ベトナム科学・技術院の専門家と討論しているダン・フイ・フイン教授、科学博士


サオラの標本とダン・フイ・フイン教授、科学博士


博士の論文を式に出席しているダン・フイ・フイン教授、科学博士


80歳となったダン・フイ・フイン教授、科学博士
資源・環境を研究する時、ダン・フイ・フイン教授、科学博士はベトナムでの生物、特に貴重な生物の数は減少していて、絶望の危機に直面していることを理解した。フイン教授、科学博士はハノイのバービー、トゥエンクアン省のソンズオン、バックザン省のイエンテなどに住んでいる人々と協力し、鹿、ハリネズミなどを飼った。これは人々の生活を改善させながら、ベトナムの貴重な動物を保存することに貢献する。

他は、ダン・フイ・フイン教授は、ニンビン省ヴァンロン、ハイフォン市のカットバ、ナムディン省のスアントゥイなどの自然保護委員会で貴重な野生の動物を保存することに貢献している。

ダン・フイ・フイン教授の154の学術論文は国内外の科学雑誌で掲載された。他はフイン教授も動物、生態、環境保護などについての14冊の本を出版した。

2010年、他の専門家と共に、教授は「ベトナム動物誌、ベトナム植物誌」と題された学術論文で科学技術についてのホーチミン賞を授与した。

ダン・フイ・フイン教授も国際自然保護連合(IUCN)、Plant Resources of Southeast Asia(PROSEA)などと協力者である。

今年、ダン・フイ・フイン教授は、82歳となったが、今も現役で、生態・自然院、ホーチミン市農林大学、ハノイ国家大学の科学大学、ハノイ国家大学の自然・環境研究センターなどで熱心に教えている。

文:ガン・ハー
撮影:タット・ソン


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