席上、ソン副首相は、タイとカンボジアが停戦合意に至ったことを歓迎するとともに、双方に対し、武力行使を控え、国際法や国連憲章、ASEAN憲章、東南アジア友好協力条約(TAC)の基本原則に基づき、平和的かつ適切に意見の相違を解決するよう呼びかけました。
また、ベトナムとして、ASEANの友好と団結の精神のもと、両国の停戦合意の実施と協力を積極的に支援する用意があると述べました。
両外相は、観光分野での新たな協力促進策を実施していくことで一致し、ASEAN地域内の観光連携を深めるイニシアチブを推進していく方針を確認しました。
また、両国の地方間の姉妹関係の強化や、人的交流の拡大、タイ在住ベトナム人コミュニティの役割の発揮、ベトナムとタイの「包括的戦略的パートナーシップ」の一層強化の重要性を強調しました。
両国は、今後の目標として、貿易総額を250億ドル規模に引き上げ、よりバランスの取れた持続可能な貿易関係を構築していくことでも合意しました。
(VOVWORLD)