21日夜、北部山岳地帯イエンバイ省ギアロー町で、「森の神様を祀る儀式」としても知られるセンドン祭りが国家無形文化遺産に認定され、その決定書の授与式が行われました。
センドン祭りは、少数民族黒タイ族にとって特別な意味を持つ重要な行事であり、毎年開催されています。この祭りでは、森の神々への感謝を捧げ、好天、豊作、村の平和、人々の繁栄と幸福を祈願します。さらに、この祭りは精神的な儀式であると同時に、地元住民が交流し、連帯を深め、黒タイ族の貴重な伝統文化を保存・継承する機会でもあります。
授与式で、ギアロー町人民委員会の指導者は、センドン祭りの文化的価値を高め、その実践活動を推進し続けることを確約しました。また、この祭りをコミュニティ・ツーリズムの発展と結びつけ、ギアロー町をさらに魅力的な観光地として発展させる決意を表明しました。
(VOVWORLD)