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スアン国家副主席:「ベトナムはバチカンとの関係を重視」

6月29日~7月1日にかけてイタリアを訪問中のボー・ティ・アイン・スアン国家副主席は6月30日、バチカンで、教皇レオ14世と表敬訪問を行いました。

この席で教皇レオ14世は、ベトナムとバチカンの関係が今後もさらに発展するよう、「ベトナム・バチカン合同作業部会」を始め、対話を強化するよう期待を示しました。また、教皇は「ベトナム訪問の意向がある」と明らかにし、これはベトナムのカトリック教会や信者への親近感を表すとともに、双方の関係強化を図るものであると述べました。

一方、スアン副主席は、「ベトナムはバチカンとの関係を常に重視し、今後さらに促進する用意がある」と強調しました。また、スアン副主席はベトナムのカトリック教会に対する歴代教皇のメッセージ、教えを高く評価した上で、教皇レオ14世に対し、今後もベトナム・バチカン関係の前向きな発展を支援するよう提案しました。

その他、スアン副主席は、ベトナムのカトリック教徒が「神を敬い、祖国を愛する」「良き人生、良き信仰を実践する」姿勢で、国の発展に積極的な貢献を働きかけるようにとの希望を表明しました。
同日、スアン副主席は、バチカンの外務局長であるポール・リチャード・ギャラガー大司教とも会見を行いました。

(VOVWORLD) 


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