13日、ワシントンD.C.にあるUSTR=アメリカ合衆国通商代表部の本部で、ベトナムのグエン・ホン・ジエン商工大臣は、USTRのジェイミソン・L・グリーア代表と会合を行い、ベトナムとアメリカの経済・貿易協力の促進について話し合いました。
これは、アメリカに新政権が発足して以来、両国間の初めての重要で直接的かつ正式な閣僚級の会合です。席上、両氏は、経済・貿易・投資の柱が二国間関係を推進するための重要な原動力としての役割を果たすと強調しました。
ジエン大臣は「ベトナムは常に、アメリカを重要な相手国としてみなしている」と明らかにするとともに、「ベトナムの終始一貫した政策は、アメリカとの調和の取れた持続可能で安定した経済・貿易関係を構築し、双方に利益をもたらすようにすると同時に、アメリカの労働者や経済安全保障、国家安全保障に悪影響を及ぼすような障害を生み出す意図はないことを示しています。また、両国の技術レベル担当の関連各機関に対し引き続き意見交換を行い、アメリカがベトナムを市場経済国としていち早く認定するよう促しました。
さらに、アメリカの関税政策を巡る懸念について、ジエン大臣とジェイミソン・L・グリーア代表は「ベトナムとアメリカがさらに緊密に連携して、貿易障壁を積極的に点検し撤廃することにより、公平で持続可能なビジネス環境の創出を目的としている」との見解を示しました。
(VOVWORLD)