17日ハノイで、ホーチミン国家政治学院のグエン・スアン・タン院長と、IT大手のグーグルのドロン・アヴニン副社長が会見しました。アヴニン氏は新興市場での政府関係と公共政策を担当する幹部です。
会見でベトナム側は、グーグルと協力してベトナムの実情に合ったAI研修プログラムを作ることを提案しました。
このプログラムは幅広い層を対象としており、一般のデジタル能力向上から、政府幹部や管理者向けの効果的なAI活用法、さらには技術専門家向けの高度なプログラムまで含まれています。
グーグル側のアヴニン副社長は、ベトナムの戦略的なビジョンを高く評価し、特に科学技術とイノベーション発展に関する政府の取り組みを称賛しました。
その上で「グーグルは常にベトナムのデジタル変革に協力する用意がある。特に教育分野と高品質な人材育成において支援したい」と表明しました。
両者は科学技術、イノベーション、デジタル変革、AI応用に関する覚書を早期に締結することで合意しました。
(VOVWORLD)