遺産の価値向上に加え、クアンニン省の観光客数は2128万人に達し、計画と比べ6%以上を記録しました。観光総収入は約57兆ドンと見込まれ、前年同期比22%増となりました。
目覚ましい成長の成果と新たな世界遺産の称号獲得により、東北部クアンニン省の文化・スポーツ・観光部門は、2025年を力強い飛躍のうちに締めくくり、次の発展段階に向けた確固たる基盤を築きました。
2025年は、イエントゥー・ビンギエム・コンソン・キエップバック遺跡・景勝地群が、ユネスコ=国連教育科学文化機関により、世界文化遺産として認定されたことで、歴史的な節目となりました。これにより、クアンニン省の国際的な遺産地図上での地位が高まるとともに、文化産業の新たな発展空間が切り開かれました。
遺産の価値向上に加え、クアンニン省の観光客数は2128万人に達し、計画と比べ6%以上を記録しました。観光総収入は約57兆ドンと見込まれ、前年同期比22%増となりました。これは、バンドンへの国際線の拡大や、ハロン湾への大型クルーズ船の寄港受け入れによるものです。さらに、同省は多彩な芸術プログラムや大規模な祭り・イベントなど、さまざまな文化活動を積極的に展開しています。これらの活動は、観光需要の喚起に効果的な観光商品となっています。
2026年には、クアンニン省は同省を訪れる観光客数が延べ2200万人を超え、観光収入65兆ドンの達成を目標に掲げ、グリーンツーリズム、スマートツーリズム、そして遺産経済の発展に重点的に取り組む方針です。
(VOVWORLD)