先ごろ、ロシアの首都モスクワで、ベトナム中部カインホア省観光振興会議が開催され、在ロシアベトナム大使館、モスクワ市観光局の代表団、およびロシアとカインホア省の企業経営者130人あまりが出席しました。
席上発言に立ったカインホア省観光協会のホアン・バン・ビン会長は、カインホア省がロシア人観光客のすべての需要に応えることができると明らかにし、次のように述べました。
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「この会議は、ロシアからの観光客をカインホア省に、また、カインホア省からの観光客をロシアに誘致する目的で開催されたものです。私たちは、新型コロナウイルス感染症の流行前の水準まで、ベトナムへのロシア人観光客数、およびロシアへのベトナム人観光客数をいかにして回復させるか取り組んでいます」
カインホア省ニャチャン市は、ロシアからの観光客にとって魅力的な目的地となっており、ロシアからのベトナムへの観光客の50％を占めています。両国は観光協力を推進しています。
先ごろ、ベトナムは、ロシアの国民に対する観光ビザ免除措置を延長することにしました。
一方、ロシア政府はベトナムの国民に対する電子ビザの発給を許可しました。また、ベトナム航空はモスクワとの直行便再開に向け、最終段階に入っているということです。
(VOVWORLD)