プレッセ紙はこの20年、ベトナムのGDP=国内総生産の伸び率が年平均6.2%に達し、アジアでも経済成長率が最も高い国の一つとなっていた」と伝える
13日付のオーストリアの日刊紙「プレッセ(Die Presse)」は、ベトナムに関する記事を掲載し、「ベトナムは外国企業にとって日増しに魅力的な投資先になっている。今月16日~18日にかけて行われるオーストリアの外務大臣によるベトナム公式訪問はオーストリアとベトナムとの協力関係の強化に寄与する」と伝えました。
同記事はこの20年、ベトナムのGDP=国内総生産の伸び率が年平均6.2%に達し、アジアでも経済成長率が最も高い国の一つとなっていた」と伝えるとともに「同記事はPBEC=太平洋経済委員会の報告を引用し、その中で、近年、多くの外国投資家はベトナムへ生産拠点を移してきた。これはベトナム市場の魅力が増していることを示している。ベトナムにおいて生産コストが低いこともベトナム魅力の一つである」と報じました。
また、同記事は「他の東南アジア諸国と異なるのは、ベトナムがEU=欧州連合とのFTA=自由貿易協定を締結したということだ」と伝えました。同記事はベトナムに駐在するオーストリアの経済課代表の言葉を引用し、その中で、「現在、EUはベトナム以外にほかの新興国とFTAを締結したことはない。ベトナムが唯一無二である。EUとのFTA締結により、EUの企業は安心してベトナムに投資できるようになる」と明らかにしました。
(VOVWORLD)