ベトナム仏教の2000年の歴史において、イエントゥー山脈はチャン・ヌアン・トン王と密切な関係がある。チャン・ヌアン・トン王はチュック・ラム禅宗-ベトナム人仏教の禅宗を開いた。イエントゥー地域は大越国(ベトナムの昔の呼び名)の仏教の地域である。景観、建築、文化、歴史として値する、イエントゥー遺跡は特別な国家遺産として公認され、ユネスコより世界遺産として公認することを提示されている。
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5月のはじめ、私たちはクアンニン省のイエントゥー山頂に登った。700年前に、チャン・ヌアン・トン王は宮殿を離れ、イエントゥー山に住み、修行し、チュック・ラム禅宗を開いた。
1299年末、チャン・ヌアン・トン王は宮殿と離れ、イエン・トゥー山に入山した。このことはベトナムの仏教の唯一のイベントである。グエンモン軍に2度勝った後、チャン・ヌアン・トン太上皇は宮殿を離れ、山で修行し、チュックラム禅宗を開いた、宗教名はチュックラム・ダイダウダーであり、人民たちはチャン・ヌアン・トン太上皇を「ファット・ホアン・チャン・ヌアン・トンと呼んだ。
イエントゥー遺跡は3つの主な地域からなる。
- イエントゥー歴史的な遺跡、名勝(クアンニン省、ウオンビー市)
- チャン時代の歴史的な遺跡(クアンニン省、ドンチエウ郡)
- タイイエントゥー遺跡。(バックザン省、ルックガン地域、ソンドン地域、イエンズン郡)
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毎年、陰暦1月10日から、3月まで、「ファット・ホアン・チャン・ヌアン・トン」、仏に礼拝し、春の景色を見るために、数万人の観光客はイエントゥー祭りに参加するために、イエントゥーへ来る。
クアンニン省の仏教治事委員会会長ティック・タイン・クイエット氏、イエントゥー寺のドン僧侶によると、チャン・ヌアン・トン太上皇は修行のほかに、ドン寺、ビートゥオン寺、スオイタム寺、カムトゥック寺、ラン寺、ザイオアン寺、ホアイエン寺、モットマイ寺、バオサイ寺、ヴァントィエウ寺、フエクアン塔・庭、ホン・ゴック塔・庭などの一連の宗教建築を建設した。
「ファット・ホアン・チャン・ヌアン・トン」の像は重さ138トンで、ベトナムの山における最大の銅の像として知られる。
撮影:チョン・チン
イエントゥーケーブルカーで、観光客たちは美しいイエントゥー地域の風景を見ることができる。撮影:チョン・チン
イエントゥー山頂への道の両方は竹の森林がある。それで、「ファット・ホアン・チャン・ヌアン・トン」はこの地域で修行した、彼の禅宗を「チュックラム(竹の林)と名づけた。撮影:チョン・チン
イエントゥー山脈にあるヴァントィエウ寺の庭。
撮影:チョン・チン
イエントゥー山頂への道は樹齢700歳になるの多くの杉の木がある。
撮影:チョン・チン
毎年、陰暦1月10日から春の3月にかけて、数万人の観光客が、イエントゥー祭りに参加する。撮影:チャン・リン
樹齢700歳の杉の木。撮影:チョン・チン
イエントゥー地域にあるヴァントィエウ寺。撮影:チョン・チン
イエントゥー地域はベトナムの東北に位置し、豊富で多様な動植物の生息地である。この地域は複雑な地形、特徴のある地質で、グーゾイ滝、ヴァン滝、バック滝、竹林、杉の木の道、イエントゥー山頂で、数多くの美しい景色がある。
2011年、ベトナム政府首相はイエントゥー国家森林を設立する決定書を公布した。イエントゥー国家森林は2800ヘクタールの面積がある。イエントゥー国家森林は数多くの希少な種類の動物、植物を保護保存している。
イエントゥー国家森林遺跡管理委員会会長グエン・チュン・ハイ氏によると、現在、イエントゥー国家森林遺跡管理委員会は科学研究を実現するために、数多くの希少な動物、植物を保護保存することをよく実施している。
この10世紀においては、ベトナムはイエントゥー地域における遺跡を保存する為、インフラ設備に1兆ドン(約5千万)を投資した。イエントゥーケーブルカーは、とても現代的である。
現代的なケーブルカーで、観光客たちは数多くの古い遺跡、竹林、原生森林、山脈でのイエントゥー地域の風景を楽
しみ、宗教的な平安を感じることができる。
文:タイン・ホア
写真:チャン・リン、チョン・チン、ホアン・ハー、
ベトナムフォトジャーナル