発見

アジアでもっとも特別な建築形式の寺

ベトナムの一柱寺は50年間のベトナムの歴史遺跡、1962年国家芸術建築、7年間ベトナムギネスに「ベトナムでもっとも特別な建築を有する寺」であると批准された後、今回再び、アジア記録組織にアジアでもっとも特別な建築を有する寺であると批准された。
アジア記録組織のその批准は千年近くの一柱寺の価値を再び表彰した。これはタンロン(ハノイの昔の名前)の誇りである。 

ホーチミン主席廟の周りにある文化歴史遺跡の中で一際目立つ一柱寺
一柱寺は「蓮花台」とも呼ばれ、池の中で満開に咲いた蓮のような形を有する

一柱寺の前で記念写真を撮っている観光客

「大越史記全書」によると、一柱寺はリー・タイ・トンにより1049年に建設された。昔、リー・タイ・トン王は夢の中で観世音菩薩がハスの台を運んでいるのを見た。目覚めた後、リー・タイ・トン王はそのことを各官僚たちに話した。ティエン・トゥエ僧は池の真ん中に寺、石のハスの台座を設立することを王に勧めた。数千枚のハスの花びらが仏の台座を支える寺は僧侶により念仏を唱えられた。この寺は、「延祐寺」(永遠なる幸福)とも呼ばれる。

一柱寺は陳、レ、阮時代などで修復された。ベトナムの仏教協会の書記長であるティック・ドゥック・ギエップ僧は一柱寺が仏の思想を表わし、文化と宗教の意味を有し、規模が小さいが、現在の建築より特別であると述べた。

リー・タイ・トン王が夢で見たこと
一柱寺の建築の特徴

木で作られた一柱寺
一柱寺の屋根の模様

一柱寺の中の模様

一柱寺の屋根の模様

一柱寺の一文
 

一柱寺はきで作られ、一本の柱で支える。その石の柱(水面の部分)は高さが4mであり、直径が1、2mである。一柱寺の中で、観世音菩薩の像は木で作られたハスの台で置かれる。ベトナムの歴史で一柱寺も有名である。一柱寺がアジアでもっとも特別な建築形式の寺であると批准されたことはベトナムのタンロンにある寺の文化、歴史を表彰することに貢献した。
文:トゥック・ヒエン
撮影:チン・ヴァン・ボ
 

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