8月革命の勝利と9月2日の建国記念日80周年を記念して、12日午後、ハノイのベトナム軍事歴史博物館で、「独立の誓いを守り抜く」と題する展覧会が開幕しました。
この展覧会では、300点以上の写真、資料、遺物を通じて、独立維持、主権堅持、祖国建設・防衛の歩みにおけるベトナム民族の犠牲と苦難に満ちながらも栄光ある闘争の道のりを生き生きと再現しています。展示は、「独立の秋」「誓いを守り抜く」「ベトナムの栄光」という三つのテーマで構成されています。
展示されている代表的な資料や遺物には、1945年9月2日のホー・チ・ミン主席の独立宣言文や、1941年から1945年の革命の高揚期に発行されていた新聞、そして歴史的な転換点を示す証拠となった、封建王朝の最高の権力の象徴である「皇帝の至宝」という玉璽のレプリカなどがあります。
特にこの展覧会では、拡張現実(AR)と人工知能(AI)技術が活用されており、来場者が歴史をより深く学び、体験できるよう、歴史的な出来事の再現やインタラクション(相互作用)を強化しています。
(VOVWORLD)