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「ベトナムの魂」芸術プログラム、世界観光の日を祝う

 9月27日の世界観光の日を前に、ベトナム観光協会は26日夜、ハノイで記念イベントを開催しました。この式典では、新しい民族芸術プログラム「ベトナムの魂」も紹介されました。

イベントの目的は、観光業界で働く人々や関連企業の誇りを高め、観光産業の伝統や役割、重要性について再認識を促すことです。

ベトナム観光協会のカオ・ティ・ゴック・ラン常任副会長は、世界観光機関が掲げる「観光と平和」というテーマについて、次のように語りました。

(テープ)

「この『観光と平和』というメッセージは、観光業界全体、特に世界中の旅行会社や宿泊施設にとって、非常に重要な意味を持っています。なぜなら、私たち観光業に携わる者は誰よりも、安全が確保されてこそ観光プログラムが成り立つことを理解しているからです。このメッセージを受け、業界は今後、どのようにして質の高い観光活動を展開していくべきか、真剣に考える必要があります」

また、このイベントでは新しい芸術プログラム「ベトナムの魂」が紹介されました。これは、国内外の観光客の期待に応える文化芸術シリーズの第一弾となるものです。

プログラムのプロデューサー、グエン・チュン・ホアン・ナム氏は、企画の意図を次のように説明しました。

(テープ)

「私たちは、できるだけ多くの観客に楽しんでいただけるプログラムを目指しています。そのため、特定の芸術形式に偏り過ぎないよう心がけています。プログラムには、ベトナム語の作品や活気あふれる演奏、交響曲風の古典音楽など、多様な要素を取り入れています。さらに、ベトナムの伝統楽器を使って外国の曲を演奏するという新しい試みも計画しています。これは、観客にきっと喜んでいただけると確信しています」

(VOVWORLD) 


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