タイで開催されていた第35回ASEAN首脳会議の枠内で、ASEA加盟諸国と相手国の指導者らは、2020年をめどに、RCEP=東アジア地域包括的経済連携に関する交渉を終了することで一致しました。RCEP加盟16か国の首脳らはこの協定の20章を承認し、2020年中に、ベトナムで、この協定に調印するとしています。
また、「ベトナムは、2020年のASEAN議長国として、この協定に関する加盟諸国の不一致点の解決の積極的に貢献している」と評価しています。チャン・トゥアン・アイン商工大臣は次のように語りました。
(テープ)
「これは、ASEAN加盟諸国だけでなく、相手6か国にとっても吉報であるといえます。これは、地域経済にとって大きな成果だからです。また、世界の貿易活動が保護主義に直面している中で、大きな意義があります。RCEPは新しい貿易・経済構造の形成や、貿易自由化、貿易の円滑化などに役立ちます。」
なお、RCEPに関する交渉は2012年11月に始まり、ASEAN加盟諸国のほか、日本や、中国、韓国、オーストラリア、インド、ニュージーランドが参加しています。
ソース:VOV