28/07/2020 10:43 GMT+7 Email Print Like 0

豪政府 中国の南シナ海領有権主張 「法的根拠がない」と否定

(VOVWORLD) - 中国が南シナ海のほぼ全域の権益を主張していることについて、オーストラリア政府は国連に書簡を送り、「法的根拠がない」として否定しアメリカの立場に同調するとともに、南シナ海の領有権の問題を国際法に基づいて平和的に解決するよう促しました。

南シナ海をめぐっては、中国がほぼ全域の権益を主張しているのに対し、アメリカのポンペイオ国務長官は今月13日、「完全に違法だ」という立場を表明し、中国に対抗する姿勢を鮮明にしています。

こうした中、オーストラリア政府は、23日付けで、国連に書簡を送り中国の主張を否定してアメリカに同調する姿勢を示しました。

具体的には、「中国が南シナ海の島々の外側を結ぶ基線を引く法的根拠はない。オーストラリア政府はこのような基線に基づいて領海や排他的経済水域、および大陸棚などを主張することを拒否する」としています。

その一方で、書簡では「オーストラリア政府は、南シナ海の領有権を主張する、中国を含むすべての関係者に、国際法に従って平和的に相違点を解決することを促す」として、国際法に基づいて領有権の争いを解決するよう促す立場を示しています。

アメリカとオーストラリアは今月28日に、ワシントンで外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2+2」を開催することになっていて、南シナ海についても協議するものとみられます。(NHK)