26/11/2018 10:29 GMT+7 Email Print Like 0

日系3社、高品質農産物の生産・輸出で地場企業と覚書を締結

農業関連の日系3社はこのほど、農産物の生産・販売・輸出を手がける地場グリーンベトナムグループ(Green Vietnam Group=GVN)との間で、高品質農産物の生産ならびに日本を含めたアジア諸国への輸出に向けた覚書を締結した。

 日系3社のうち、株式会社レイシャン(福岡県宗像市)は日本の複数の農業技術をベトナム企業へ導入した実績のあるコンサルティング会社で、ベトナムの高品質農産物をアジア諸国へ輸出するルートも有している。GVNの成長に必要な農業関連技術や企業を紹介し、GVNの事業拡大を後押しする。

 太陽農園株式会社(Taiyo Nouen、メコンデルタ地方ハウザン省)は日本人100%出資企業で、有機農産物生産のノウハウを有し、日本の高品質農産物認証のASIA-GAPや有機JASの認証取得コンサルタントとしても活動している。GVNの高品質農産物の生産や認証取得を支援しつつ、GVNを介して海外へ輸出する農産物の調査・選別なども支援する。

 また、株式会社エイチアイシー(福島県福島市)は産業廃棄物・排水処理を中核とする傍ら、様々な商材の海外との貿易も行っている。日本の複数の大手小売店への輸出ルートを持つため、GVNの農産物を日本へ紹介し販売拡大に繋げる。

 GVNは10種類以上の農産物を生産し、ベトナム国内およびマレーシアを含む海外への輸出を行っている。今回の日系3社との覚書締結によって、生産物の高品質化・高付加価値化を推進すると共に、輸出事業の拡大を図る。

 株式会社レイシャンの安部代表取締役はホーチミン市のシェラトン・サイゴン・ホテル&タワーズで行われた覚書署名式での挨拶で、「日本では農業就業人口の平均年齢が66.7歳に達する中、就農人口は2000年から28%も減少しており、同期間の農産物の輸入金額は約60%増えている。今まで日本が長年培ってきた優れた農業技術やノウハウを、高齢化で消えてしまう前に農業大国ベトナムに導入させ、品質の高い日本式農産物を生産し、日本はもちろん、中間層・富裕層が急増するアジア諸国へ広めていきたい」と語った。
ソース:VOV