28/11/2018 09:42 GMT+7 Email Print Like 0

日本の製造業の有望事業展開先、ベトナムは4位に後退

国際協力銀行(JBIC、東京都千代田区)が26日に発表した日本の製造業企業の海外事業展開の動向に関するアンケート調査報告によると、今後3年程度の中期的な有望事業展開先国・地域のランキングで、ベトナムは前年の3位から順位を1つ下げて4位となった。

 今回で30回目を迎える同調査は、海外事業に実績のある日本の製造業企業の海外事業展開の現況や課題、今後の展望を把握する目的で1989年から実施しているもの。調査対象は製造業で原則として海外現地法人を3社以上(うち生産拠点1社以上を含む)有する企業。調査票送付企業数1012社、回答企業数605社、回答率59.8%となっている。

 中期的に見て「ベトナムは有望な事業展開先」と回答した企業は全体の33.9%で、前年の38.1%から▲4.2ポイント低下した。中堅・中小企業からみた中期的有望国・地域のランキングでは、ベトナムは28.5%で前年の2位から2つ順位を下げて4位となった。

 ベトナムが有望だとする理由として、◇現地マーケットの今後の成長性(70.1%)、◇安価な労働力(52.1%)、◇優秀な人材(25.0%)、◇現地マーケットの現状規模(22.9%)、◇第三国輸出拠点として(16.7%)などが挙げられた。

 一方、課題として、◇労働コストの上昇(34.6%)、◇法制の運用が不透明(32.3%)、◇他社との厳しい競争(31.5%)、◇管理職クラスの人材確保が困難(31.5%)、◇インフラが未整備(25.2%)などの回答があった。

 中期的有望国・地域ランキングの1位は前年と同じく中国(得票率52.2%)。以下、◇2位:インド(同46.2%、前年2位)、◇3位:タイ(同37.1%、前年4位)、◇4位:ベトナム(同33.9%、前年3位)、◇5位:インドネシア(同30.4%、前年5位)だった。
ソース:Vietjo