05/04/2020 11:49 GMT+7 Email Print Like 0

国連事務総長 「コロナとの戦いに専念を」内戦の停戦呼びかけ

(NHK) 国連のグテーレス事務総長は3日、ビデオ回線を通じた記者会見を開き、「世界は今、新型コロナウイルスとの戦いに専念すべきだ」と述べ、世界各地で続く内戦の即時停戦に向けて働きかけを強める考えを示しました。

この中でグテーレス事務総長は、イエメンやリビア、それにシリアなど、多くの紛争当事国が停戦を受け入れると宣言しているとしながらも、「宣言と行動の間に大きな開きがある」と述べ、行動が伴っていないと批判しました。

このうち、イエメンでは逆に戦闘が激しくなっていると指摘したほか、リビアでも衝突が続いているとして、みずからの特使を通じて当事国や関係国に停戦を確実にするよう働きかけを強める考えを示しました。

さらに、グテーレス事務総長は、「感染拡大という不安定な状況をテロリストや過激分子が利用するかもしれない」と述べて、懸念を示しました。

グテーレス事務総長が、ビデオ回線を通じた会見を開くのはこの2週間で5度目で、グテーレス事務総長としては、新型コロナウイルスの感染拡大とその悪影響を防ぐには、国際協調が不可欠だという国連の立場を繰り返し訴えて、各国の行動を促すねらいがあるとみられます。
ソース:VOV