12日午後、カンボジアの首都プノンペンで、WEF=世界経済フォーラム・ASEAN会議の閉幕式や、ベトナムにWEF ASEAN会議2018の主催国ポストを引き渡す式典が行われ、ベトナムのグェン・スアン・フック首相は出席し、ベトナム政府を代表してそのポストを引き継ぎました。
同日夜、フック首相とその一行はプノンペンをたち、WEF ASEAN会議に出席するためのカンボジア訪問を成功裏に終え、帰国しました。
それに先立つ同日午前、プノンペンで、フック首相は、WEFの大手企業の21人の代表と会合を行いました。席上、フック首相は、「外国企業はベトナムで成功を収める」との見方を示し、次のように語りました。
「ベトナムは、9300万の人口を持つ市場であるだけではなく、ASEANの市場でもあります。現在、我々は、12件の次世代FTA=自由貿易協定を締結したほか、4件を交渉中です。これらのFTAは市場開発に役立ちます。」
また、同日、フック首相は、「スマートインフラ整備」をテーマにした討論会に参加し、演説を行いました。
その中で、経済社会発展事業に対するインフラの重要性を強調し、「ベトナムはインフラ整備を戦略的課題と見なしており、2016~2020年期にその事業に4800億ドルを投資する計画がある」と明らかにしました。
WEF ASEAN会議2017に出席した際に、フック首相はアメリカのP&Gグループや、GEグループ、HSBC銀行などの代表と会見を行いました。
ソース:VOV