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食・料理

ドンビンのライスペーパー

ドンビン村(フーホア地区、ホアアン村落)はフーイェン省、トゥイホア市の郊外に位置しており、400年以上の古い村である。それにより、ドンビンでの伝統的なライスペーパー生産業もこの数百年前に登場した。味は素朴だが、地元の人々の正直さが映し出され、ベトナムの南中部の沿岸全体で非常に有名でだった。
トゥイホア市の都心部から約10キロを離れたドンビンライスペーパー村を訪ねると、誰もが知っている。小さな道に沿って、我々は道や風景がベトナムの北部の他の村とよく似ている村に到着した。道路の分岐点に青竹やTerminalia catappaの木があり、レンガ造りの家が果樹園の中に隠れ、道が狭くて人の頭より高く厚い壁に囲まれている。しかし、一番印象的な差分としては、たくさんのライスペーパーを乾燥させるバスケットが狭い路地に沿ってきちんと並べられていることである。いっぱいの太陽の光の下で乾いくパリパリと鳴るライスペーパーの音が耳に軽やかに聞こえた。


ドンビン村は400年以上の歴史のある村であり、ずっと前から伝統的なライスペーパー産業で有名であった。

コーティングはライスペーパーの質を決める最も重要な段階である。

狭い路地はライスペーパーを乾燥しているバスケットでいっぱいである。

8世代の伝統的なライスペーパーを作ってきたグエン•ゴック•アイン氏の家族を訪ねた。彼の家族は5人の子供がいて、全員がライスペーパーの生産に従事している。彼は次のように言った:「ドンビンには大体130世帯があり、全部で約500人がライスペーパーを作っている。父親より受け継がれた貴重な経験をしっかり護り、今日に知られたドンビン商標になった。」偶然にも彼の娘であるグエン•ティ•ゴック•フォンさん(23歳)はその時、ちょうどニャチャン観光専門学校を卒業して家にいたので、ボランティアとして私たちをドンビン村の周りを案内してくれて、この伝統的な職業について案内してくれた。

皆によると、ドンビンライスペーパーの特別なおいしさは先ずこの土地は元々ダーラン川が何世代も堆積してきた沈泥のおかげで肥沃であり気候も温暖ありこの地方の田畑で植えることによるという。ライスペーパーを作るための水もドンビンの地下水から取られる。最初に選定されたライスは必ず粒子が大きくて、新鮮で、粉砕する前に砂粒を完全に取り除く必要がある。次に、粉の挽きからコーティング、揃え、乾燥までの段階は作る人が器用で、細心で、仕事に全身を置く人でなければならない。そうすることにより、市場に出した製品はおいしくて、白く、一度食べたら永遠に味を忘れないようになる。しかし、最も重要な段階はコーティングである。薄すぎると、食べる時に食べ物を巻くと割れやすいが、逆に、厚すぎると、おいしさが落ちるからである。中学校2年生の学生を教えるグエン•ゴック・ハ先生(36歳)は次のように言った: 「この仕事でお金持ちになるのは難しいが、いつでも注文があるので、毎日お金を稼ぐことができる。授業がない時に仕事をして、通常、1日で5万ドン~10万ドンを稼いでいる。
 

ドンビンのライスペーパーのおいしさの原因の一つはフーエン(土は肥沃で、天気は穏やか)地方の稲米である。

米から挽いた粉はライスペーパーの原材料である。

コーティングされた後のライスペーパーは竹編みの長いバスケットに乗せて乾燥させる。

 ドンビンライスペーパーは正午の太陽の下で乾燥させると、もっとおいしくなる。

家の前の庭でライスペーパーを乾燥させている。

ドンビン村ではほぼだれもがライスペーパーの作り方を知っている。

ドンビン村の顧客接待用の特製の乾燥したライスペーパーとウェットのライスペーパー。

仕上ったライスペーパー製品は包装がシンプルだが、一度食べると、その味は一生忘れられない。

実際に、毎日ドンビンでの一つの炉では約2000枚以上の製品を作っている。特にお正月の時には2500個 ~ 3.000個も生産するが、すぐに売り切れて、売るものがない時もよくある。ライスペーパーが乾燥されたら、すぐに包装し出荷することができる。ほとんどの家族は自分の取引先を持っている。ニャチャンまでに納品する世帯もいるが、トゥイホア市の中心市場で販売する世帯や、専門レストランに提供する世帯もいる。また、ドンビンライスペーパーはカインホア、ギャライ、ビンディンなど、全国での多くの省や都市でもたくさん消費されている。

しかし、ドンビンライスペーパー村が本当に生まれ変わったのはドンビンライスペーパー協会が設立された2008年だった。それにより、ここでのライスペーパー生産家庭はお互いに密接な関係を結び、集団的経済役割を発揮し、市場情報アプローチや生産技術の変化、製品品質の向上、収入の改善など効果的にサポートしている。伝統的な手動方法の代わりに、多くの世帯は数億ドンの自動生産設備を投資して、費用や労力を大きく削減した。この設備の容量は毎日10000個も作れ、手動の窯に比べて10倍も効率がよく、数トンの炭燃料も削減できる。特に、フーイェン省の農民協会は高品質ライスペーパーを専用生産する100世帯以上にも支援して、3つの拠点に新技術の投資をいれている。

現在、フーホア地区もドンホア村でのライスペーパー生産拠点の一部の拡大に投資する計画を検討しており、同時に、団体商標登録やコード登録の支援、多くの職業訓練コースの開催、生産経営能力の向上、見学プログラムなどを行い、伝統的な専業村の発展を維持・推進していくことを目指している。
文:グエン・ヴ・タン・ダット
撮影:グエン・ルアン

Bài: Nguyễn Vũ Thành Đạt - Ảnh: Nguyễn Luân

ラン・ソンの串焼き肉

ラン・ソンの串焼き肉

食の宝庫であるベトナムでは、地域ごとに異なる野菜やスパイスを使って料理と組み合わせることで、その土地の特徴的な味が生まれます。串に刺して焼いた肉料理においても、ハノイではカラメルソースに漬け込んで独特の色と風味を出します。南部では、串に刺した肉をピーマン、玉ねぎと一緒に焼き、ゴマをふりかけますが、ハノイでは北部の山々に生育し、「最高のスパイス」とされている種類の葉、マック・マットの葉で豚肉の串焼きの味を引き立たせます。

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