クゥーディンHueはベトナムの最後の封建時代グエン王朝の権威と力を表わし、19世紀に書された輿地誌に記されている。特に、クゥーディンには、川、山、島などが詳しく書かれる。これは、昔からベトナム人の国家の主権、その中の島の主権を重視したことを表わしている。
封建時代、ベトナムのような亜東の国々は宝物であるとみなされ、国王の支配の力のシンボルである。今、フエ古都で保存されるグエン王朝からのクウディンは2012年、国家の宝物であると批准された。
1835年の冬、ミン・マン王朝はクゥーディンを作ることを命令した。1837年3月1日、クゥーディンは完成された。銅で作られたクゥーディンはグエン王朝の王を祭る廟の前に配置された。