10/12/2015 14:20 GMT+7 Email Print Like 0

棚田-西北地方の不思議

ベトナムのムーカンカイ(イエンバイ省)、ホアンスフィー(ハザン省)、のサパ(ラオカイ省)の棚田はベトナムの景色であると認め、ベトナムの民族の文化と生活の象徴であり、西北山岳地帯の観光地となり、ベトナム人の生活の改善に貢献している。
山の斜面の耕作の過程
西北の伝説によると。4世紀の前、モン民族、ザオ民族、ラチ民族などの民族は西北の山岳地方に移住し、土地を開墾し、住んだ。しかし、当時、ムオンタイン(ディエンビエン省)、ムオンロー(イエンバイ省)ムオンタン(ライチャウ省)、ムオンタック(ソンラー省)において、すでにタイ民族、ラハ民族が住んでいた為、海抜1,000mから1,600mであるイエンバイ省のムーカンチャイのカウファ山脈、ラオカイ省のサパのホアンリエンソン山脈、ハザン省のホアンスフィのタイコンリン山脈を選んだ。

生活をするため、その人々は山の急斜面でトウモロコシ、米を栽培した。最初、その畑は山の麓であったが、だんだん山の上に進んだ。

棚田を開墾することは多くの労力と時間がかかる。ムーカンチャイのラパンタン集落のモン民族のクー・アー・ザン氏は祖先から伝えられた経験で、棚田を作る山は傾斜度が良く、泉があり水が流れる山である。春の1月から3月まで、畑を開墾する時である。

この仕事は代々伝えられている。棚田を遠くから見ると、見事な絵のようである。



ハザン省ホアンスフィ県におけるナムティ集落の棚田は一番素敵な風景である。
撮影:グエン・タン


サパ県タヴァン谷における棚田。
撮影:グエン・タン


ムーカンチャイ県チェークーニャ集落における棚田。
撮影:グエン・タン



ホアンスフィーのルオック村における棚田。
撮影:トン・ティエン



ムーカンチャイ県チェークーニャ集落における棚田。
撮影:グエン・タン
 
今まで、ベトナムの西北地域における棚田の面積はおよそ数十ヘクタール近くである。ムー・カン・チャイ県、ホアン・ス・フィ県とサパにおける棚田は国に国家景色であると認定された。
棚田の歴史はムーカンチャイ、ホアンスフィー、サパにおけるモン民族、ザオ民族、ラーチ民族、ヌン民族の人々の歴史と文化に関係する。その民族の考えで、棚田、農具、、米などは神となる。

未だに、ホアンスフィー県におけるザオ民族は稲の霊を崇拝する儀式を維持している。ザオドー民族によると、棚田の米は人のように魂がある。

棚田に関する多くの神を拝むことについて、今でも、タイコンリン山岳地方のザオ民族、モン民族、ラーチ民族、ヌン民族はスオイタウ村、バンルオック集落はサム神を崇拝している。伝説によると、300年前、ザオ民族が最初に開墾した時、不作が続いたが、サム神を崇拝する社を建てた後、豊作になったという。

豊かな棚田

ムーカンチャイ人民委員会会長のザン・アー・トン氏は「昔、祖先から、棚田は豊かな生活を与えました。モン族の世代は棚田を開発し続けています。2007年、文化・スポーツ・観光省はムーカンチャイの棚田が国の名所として公認されたとき、農民たちの棚田は共同の財産である。稲作としての場所だけでなく、棚田はモン族の象徴です。」と言った。


ザン・アー・トン氏によると、この数年間、モン族の人たち、タイ族の人たちは棚田の稲作に、科学技術進歩を応用した。それで、2014年には、棚田における稲の生産高は2万7千トンに達した。
 

棚田を作るモン族の女の人たち。
撮影:ホアン・ハー


モン族、ザオ族、タイ族、ヌン族、ラーチ族の人民たちの棚田へ水を送る竹の水路。
撮影:コン・ダット



ムーカンチャイ郡のモン族の人民たちは、毎年5・6月に、田植えをする。
撮影:タット・ソン



稲を収穫するホー・ティー・ゼーさん(ムー・カン・チャイ郡)
撮影:タット・ソン

稲の収穫。ホアンスーフィー地域、ポーロー町の農民たち。
撮影:トン・ティエン


稲の収穫するホアンスーフィー地域、ポーロー町の農民たち。
撮影:トン・ティエン

稲の収穫する西北地域の農民たち。
撮影:タット・ソン
 
チェークーニャー町、ラーパンタウ町、ゼースーフィン町の棚田は、観光客にとって魅力的な場所である。毎年、ムーカンチャイ郡は収穫の時期、棚田祭りをする。祭りは棚田を作る過程の農民たちの苦労の敬意を表わする。

ホアンスーフィー地域の棚田は3世紀~4世紀前に、形成され、棚田はバンルオック町、サンサーホー町、バンフン町、ホータウ町、ナムティー町、トングエン町にある。文化・スポーツ・観光省は3000haのホアンスーフィー地域の棚田に属する760 haの棚田は国家遺跡であると正式に公認した。

ホアンスーフィー郡の指導者であるホアン・ハイ・リー氏によると、毎年、棚田から2万5千トン~2万6千トンの米が収穫される。これはホアンスーフィー郡における6万人の人民たちの食糧の確保に貢献を果たす。

 
この数年間に、モン族の人民たち、タイ族の人民たちは棚畑に耕作することに、科学技術進歩を応用した。それで、2014年に、棚畑における稲の生産高は2万7千トンに達した。
2015年9月に行われた棚田観光文化週間において、スイスのHELVETASプロジェクトはホアンスーフィー地域の人民たちが棚田のある各郡でhomestay観光ツアーを開発するために、50億ドンの資金を投資することを約定した。homestay観光ツアーを通じて、ホアンスーフィー地域の人民たちは外国人の観光客に、タイコンリン山脈における文化、信仰、風景を紹介する。

ラオカイ省のサパ地域のターヴァン町、ラオチャイ町、ハウタオ町などの棚田を開発拡張させる。今まで、サパ郡は2500 haの棚田を開墾し、毎年12万トンの米を生産する。

アメリカの Travel and Leisure雑誌によると、サパ郡の棚田は世界の最も美しい7つの棚田の一つとして評価された。2014年、150万人の観光客がサパ郡を訪問し、サパ郡の観光収入は28兆ドンに達する。



稲の神を祀るホアンスーフィー郡のホータウ町におけるザオドー族の人民たち。
撮影:トン・ティエン



稲の神を祭る儀式を行う祭司。
撮影:トン・ティエン


稲の神を祭る儀式を行う祭司。
撮影:トン・ティエン


稲の神を祭るホアンスーフィー郡のホータウ町におけるザオドー族の人民たち。
撮影:トン・ティエン


テト(正月)のときに、モン族の人民たちは農具に対して感謝の意を表すために、礼拝する。

撮影:トン・ティエン
 
 
文:トン・ティエン
写真:グエン・タン、ホアン・ハータット・ソン、トン・ティエン、コン・ダット