16/09/2015 10:07 GMT+7 Email Print Like 0

ベトナム共産党書記長、安倍首相と会談

日本時間の15日の午後4時に、東京の赤坂迎賓館で、安倍首相の主宰によるベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長の歓迎式典が盛大に行われました。式典後、チョン書記長と安倍首相は首相官邸で会談を行いました。


会談で、両指導者は、これから政治信頼、経済連携、地域と世界の問題における協力の強化を始め、ベトナムと日本の広範な戦略的パートナーシップを全面的に発展・深化させるための方向と措置について一致しました。また、両国の高級指導者による相互訪問の強化、両国国会の交流拡大、現行の対話の深化についても一致しました。そして、両国の経済の強みを最大限に発揮するため、経済連携を進めることで合意しました。
チョン書記長は日本に対し、ベトナムにODA政府開発援助を優先的に供与するとともに、日本政府が提唱している「質の高いインフラパートナーシップ」の展開ではベトナムを優先するよう提案しました。また、ベトナムの投資環境の改善への支援、技術移転の強化、ベトナムの農業・工業・建設への日本企業の投資の推進を日本に呼びかけました。そして、チョン書記長は日本に対し、ベトナムの農産物の価値の向上、ベトナムの農林水産物の日本市場への進出、ベトナムの人材育成、ベトナム人の介護士・実習生の受け入れのために便宜を図るよう提案しました。

一方、安倍首相は、日本は引き続き、ベトナムにODAを供与し、ベトナムの着実な成長を支援すると強調し、ベトナムの港湾、高速道路、総合病院など「質の高いインフラ」整備のために総額約1千億円のODAを供与すると明らかにしました。また、ロンタイン国際空港や第2ニントゥアン原子力発電所などベトナムのインフラ整備に協力したいとの考えを示しました。

両指導者は、「ベトナム・日本農業協力中長期的ビジョン」の効果的な展開を目指す協調について一致しました。また、両国の国民の渡航に便宜を図るための措置を促進することで合意しました。

チョン書記長と安倍首相は、各レベルの国防交流を拡大することで一致しました。安倍首相は、ベトナムの海上法執行能力の向上のため、ベトナムと協力する用意があると強調し、中古の巡視船をベトナムに追加供与すると明らかにしました。また、安倍首相は、国連の平和維持活動についてベトナムを支援したいとの考えを示しました。

両指導者は、ASEAN首脳会議、東アジアサミット、国連など国際会議の場で国連改革を含む国際問題について協調を強化することで一致しましまし。また、TPP=環太平洋戦略的連携協定やRCEP=東アジア地域包括的経済連携など地域の自由貿易を目指す各協定の交渉と展開において密接な連携を続けることで合意しました。

チョン書記長と安倍首相は、大規模な埋め立てや拠点構築で緊張を高めるベトナム東部海域、いわゆる南シナ海での動きに関し、深刻な懸念を表明しました。また、1982年の国連海洋条約をはじめとする国際法、並びに、ベトナム東部海域での行動宣言(DOC)の遵守、偶然的な軍事衝突を回避する行動規範(COC)早期妥協の必要性を確認しました。

会談後、双方は、ベトナムと日本の関係ビジョンについて共同声明を発表しました。

会談後、チョン書記長と安倍首相は、両国の協力に関する合意書の調印式に立ち会いました。その後、両指導者は共同記者発表を行い、ベトナムと日本の広範な戦略的パートーナシップの強化は両国の利益に合致し、地域と世界の平和・安定・繁栄のためのものであると強調しました。

15日夜、安倍首相はチョン書記長とベトナム高級代表団を歓迎するレセプションを行いました。

ソース:VOV
他の記事