31/05/2015 11:39 GMT+7 Email Print Like 0

ベトナム・ユーラシア経済連合FTA 経済関係を一段強化

29日夜、カザフスタンで、ベトナムとユーラシア経済連合との自由貿易協定(FTA)が調印されました。調印式には、ベトナムのグェン・タン・ズン首相のほか、同連合に加盟しているロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キルギスの5カ国の首相も出席しました。 調印式で、ユーラシア経済連合常務委員会のヴィクト・クリステンコ委員長は、この協定は、ベトナムとユーラシア経済連合加盟国との経済・通商関係を一段と拡大するものであり、同連合がアジア太平洋地域、並びに、東南アジア地域との通商・投資関係を強化する基盤であると明らかにしました。一方、この協定により、ベトナムの企業は、2兆5000億ドルのGDP国内総生産と1億7500万人の人口を持つ同連合の有望な市場を開拓できるようになるとしています。 協定によりますと、ベトナムとユーラシア経済連合はお互いに国内市場の9割をオープンすることになります。調印式で、ベトナムのグェン・タン・ズン首相は、ベトナムはユーラシア経済連合と自由貿易協定に調印する世界初の国として誇りに思っていると述べ、次のように語りました。 「この協定は、世界経済の成長の原動力として認められているダイナミックなアジア太平洋地域との協力に関するユーラシア経済連合の戦略的な視野を示していると思います。自由貿易協定は、それぞれの国の経済発展に貢献すると共に、地域の通商・投資分野を初めとする協力関係を強化します。ASEANの積極的なメンバーとしてベトナムは、2兆5000億ドルのGDPと6億人の人口を持つASEANとユーラシア経済連合との協力関係を発展させるために全力を尽くしたいと思います。」 このように語ったグェン・タン・ズン首相は同連合加盟国に対し、自由貿易協定の発効に必要な手続きを早期に完了するよう求めました。 ベトナム首相とユーラシア経済連合加盟5カ国による共同会見 これに先立ち、グェン・タン・ズン首相は、ユーラシア経済連合加盟5カ国の首相との共同会見を行ないました。会見で、ズン首相は、ベトナムは鉱山開発、鉱産物の加工、石油、機械、化学、観光などベトナムの有望な投資分野に進出する同連合の企業にできるだけ便宜を図ると明らかにしました。また、ベトナムは農産物、水産物、繊維製品、革靴、木材製品の質を向上させ、ユーラシア経済連合への輸出を進めたいとの考えを示しました。 一方、ユーラシア経済連合加盟各国の首相らは、ベトナムとの関係を強化した上で、ASEAN、それから、アジア太平洋地域との協力を拡大したいとの意向を表明しました。また、地域で威信を高めているベトナムは同連合とアジア・太平洋地域との架け橋としての役割を引き続き果たすと、首相らは確信を示しました。そして、良好な政治関係を基盤に、ユーラシア経済連合の企業がベトナムとの取引を拡大することを支持・奨励するとしています。 同日、ベトナムのグェン・タン・ズン首相はカザフスタンのカリム・マシモフ首相及びキルギスのテミール・サリエフ首相とそれぞれ会見しました。これらの会見で、ズン首相は、カザフスタンやキルギスなど伝統的な友好協力を持っている国との関係を重視するベトナムの主張を再確認し、ベトナムとユーラシア経済連合との自由貿易協定を活用して二国間関係をさらに拡大すると述べました。 一方、カザフスタンのマシモフ首相とキルギスのサリエフ首相はいずれも、ベトナムとの協力関係を幅広く拡大する決意を示しました。この機に、ベトナムとカザフスタンの両首相は、司法共助協定の批准に関する公文書、両国の司法省による2015~2017年期の協力プログラム、及び、2015~2017年期の文化協力合意書の調印式に立会いしました。 VOV
他の記事