18/08/2017 16:17 GMT+7 Email Print Like 0

クメール民族の文化

ベトナムのチャーヴィン省、ソックチャン省、キエンザン省、アンザン省には、クメール民族の住居地がある。そこに行くと、広い土地に特別な仏教建築のクメール寺が高台に建てられている。その寺の周辺には特種な文化を持つクメール民族の村がある。
クメール民族の心の寺院

クメール民族のお正月である「chol chnam thmay 」という祭りにあたり、クメール民族のタック・リ・コンさんと一緒にチャヴィン省を訪問した。ソアイシエムモイというクメールの寺に着くと、コンさんは昔、先生だったタック・ヌット僧侶を拝んだ。それは老僧に尊敬の意を表わすことである。

コンさんはによると、寺はクメール民族にとって、民族の一生の中で、最も神聖な所であるという。


クメール民族の人々にとって、寺は重要で、神聖な場所であるという。
撮影:グエン・ルアン



仏陀の物語を表る寺の門


クメール民族の人々は死んだ人の遺骨は寺の中の塔に保存する習慣がある。


内容が仏陀についての物語である壁画があるクメール民族の寺の正殿


クメール民族の寺の正殿はクメール民族の人々が集中するところである。

ク・レン寺で
伝統舞踊を踊るクメール民族の少女たち。
撮影:ミン・クォック

クメール民族の人々は殆どが小乗仏教のため、寺は日常生活においてで重要で神聖な場所である。
ベトナム南部には、大小600のお寺があり、1万人の僧と尼がいる。アン寺、メット寺、ハン寺、ゾイ寺などの寺は数世紀前に建てられ、国の建築遺跡である。
タック・ヌット僧正によると、昔から、クメール民族の女性たちは尼にはならなく、男性たちが寺で一定の期間修行し知識を身につける。これをしないと成人にはなれない。

クメール民族にはクメール語とクメール字がある。クメール民族の若者たちは寺でクメール語を勉強するので、クメール語とパリ語の読み書きができる。また、仏教、道理などを身につけ、クメール語の保存と、クメール民族の伝統文化を守ることに貢献する。

寺で仏教、教義などを身につけた後、僧になる人がいたら、家族に戻り、普通の生活を過ごす人もいる。コンさんは身につけた知識を効果的に利用し、ホーチミン市の新聞社でクメール語の翻訳者として働いている。

コンさんによると、チャヴィン省におけるクメール民族の人々はクメール寺で大工、木工、彫刻技術を習得し、伝統的な職業として維持保存することに貢献している。



お寺は、クメール民族の伝統彫刻を習得する場所でもある。
撮影:グエン・ルアン


「chol chnam thmay 」という祭りを迎える準備をしているチャヴィン省のコンポン寺の僧たち。
撮影:グエン・ルアン



コンポン寺でクメール語を勉強する学生。
撮影:グエン・ルアン



「chol chnam thmay 」祭りの仏陀への焼香。
撮影:グエン・ルアン


読経を聞く信者
撮影:グエン・ルアン

他は、クメール民族の人々は生地、陶器の伝統職業も保存している。この技術により生計を立て、その他に、祭りでのお寺への奉納金とする。

クメール民族の生活の中で寺が重要な意味を持つことを表わす文化的な習慣の一つは死後火葬され、その遺骨は寺の裏の塔の中に納骨される。このことは、クメール民族の一生は寺と切り離されられないことが理解できる。

クメール民族の祭り

チャヴィン省とチャクー県の人口の中でクメール民族の占める割合は62%である。我々は何回も村を訪問しクメール民族の生活と文化を理解した。その度、昔からクメール民族の人々が保存する伝統文化とその壮健さが見られる。

収穫の時、クメール民族の人々は感謝の意として焼香の儀礼を行なう。クメール民族の人々は豊作に対する儀礼、農耕文化を表わす習慣がある。旧暦の10月15日で行なわれるOk Om Bokという祭りにあたり、夏の最後の日で、作物を収穫した後、月の恩に感謝の意を表明するため、バイン・コムを作る。

「chol chnam thmay 」という祭りで、クメール民族の人々は仏陀と、僧と尼に自分の手料理を差し上げる。僧と尼は健康、豊作、天の恵みに祈り読経する。


「chol chnam thmay 」という祭りを迎えるために、
チャ・ク県ルウ・ギエップ・アイン集落にいるタック・トン氏は仏陀の像を拭き掃除する。
撮影:グエン・ルアン



「chol chnam thmay 」という祭りにあたり、仏壇を飾る
撮影:グエン・ルアン



「chol chnam thmay 」という祭りに参加するクメール民族の信者たち
撮影:グエン・ルアン


「chol chnam thmay 」という祭りの時、仏像に香り付けをする。
撮影:グエン・ルアン


仏像を洗った残りの水で両親と祖父母の足を洗う。
撮影:グエン・ルアン



ベトナムのチャーヴィン省チャークー県におけるソアイシエム寺に並べる僧は仏者から供物である。
撮影:グエン・ルアン
クトゥン寺のチャン・ザン僧侶は、寺は、お正月が来たことを人々に伝える。その後、人民たちは、読経し、新年を迎える準備のため行列に参加する。

大晦日の近くに、人々はチュティエン神を見送るため、果物、線香を準備する。クメール民族の人々は毎年、チュティエン神の一行が地球に到着し、人民たちの生活を助けると信じている。

「chol chnam thmay 」という祭りでは、クメールのお寺で行われる伝統の歌や踊りが披露され見る人を魅了させる。

他は、クメール民族の文化の特徴を表す多くの行事が行われる。例えば、僧や尼に食べ物、果物を差し上げることである。尼僧の方は豊作、豊かな生活を祈るように感謝の儀礼を行う。特に、仏像を清めることは平和、祖先、両親に孝敬の意を表わすものである。

「chol chnam thmay 」祭りの行事の一つ。
撮影:グエン・ルアン



伝統衣装を着るクメール民族の青年たち。
撮影:グエン・ルアン


「chol chnam thmay 」祭りで行われる、民間伝承には多くの遊びがある。
撮影:グエン・ルアン


アンザン省バイヌイにおけるPolta牛のレース。
撮影:キム・フオン


Ok Om Bok祭りを歓迎する行事の一つ。
撮影:ミン・クォック

ベトナムの南部のクメール民族の人たちは1年に10の祭りを行う。その中、ドンタ祭り、Chol Chnam Thmay祭り、Ok Om Bok祭りは最も重要な祭りである。

ベトナムのチャヴィン省のクメール民族をはじめ、南部の人々の精神社会は様々で、信教と密接であり、ベトナムの全国の多くの民族の維持保存に貢献する。

文:ソン・ギア
撮影:グエン・ルアンとベトナムフォトジャーナルの資料