約100年近く、農村部で仏道を修行し、毎日経を唱えながら心を仏に馳せる。そして、田畑での仕事を毎日の喜びにしている人物、これは、ベトナム北部ハタイ省フースエン県クアンラン村にあるラン寺、またの名をヴィエンミン寺の住職であるティック・フォー・トゥエ僧の肖像である。
すべての人々はイエントゥーを訪れた際、自らの目でチャン・ニャン・トン王(1258-1308)が王位を退位後、出家した場所を見ることができる。チャン王はここでチュックラム(竹林)禅派を創設し、ベトナム仏教の聖地を築き上げたのである。
国連による大規模な文化、宗教祭であるVesak 2008が穏やかで平和なベトナムで行われた2008年、世界中の仏教信徒はいつまでも脳裏に焼き付ける一年になるだろう。 Vesak 2008に訪れた人々は、仏教、そして人生に対する愛情豊かなベトナム人信徒だけではなく、約2000年もの歴史の中で培われてきた寺院、石碑、経書など、様々な価値ある仏教の遺産群にも接する機会となる。
先日、VESAK 2008が閉幕したが、その反響は未だ残っている。祭典、信仰とともにVESAK 2008は、人々に対して明るく楽観的な将来、そして平和と深い哀れみが存在する世界への信頼をもたらしたといえよう。