昔、ハノイ郊外にあるセット( Set)という湖で養殖されたキノボリウオはその美味しさで広く知られて、ハノイの名物として、封建時代の王族に献上された。稲穂がだんだんと黄金色に色づく秋がやってくると、キノボリウオは一年で最も美味しくなる。
ベトナム南部のキェン・ザン( Kien Giang) 省フー・コック( Phu Quoc)県ズオン・ドン( Duong Dong) 町の中心部からグエン・チュン・チョック( Nguyen Trung Truc) 通りを走り、そして右に折れ、数百メートルを行くとクアン・バー・フン( Quan ba Phung)(フンというお婆さんの店)に着く。この店ではフー・コックの鯖入り麺が売られている。
バイン・テットは南部と中南部の住民の旧正月テトに欠かせない食べ物である。荒地を開墾し、南部に初めて住んだ人々は先祖や神様に供養するため米でバイン・テットを作った。
バイン・コットは南部メコンデルタ地域の名物料理の一つで、国内外の観光客の人気を集めている。バイン・コットの材料は主に米粉、具はエビである。それぞれの地方によって、野菜やハーブ、タレが異なっている。
ミー・クワンは現在のダナン市とクアンナム省、つまり昔のクアンナム地方の庶民的な料理である。ミー・クワンには様々な種類がある。玄米で作られた麺は茶色で、精米から作られた麺はフォーのように白い。麺を作る工程は他の麺とほぼ同様で、美味しい米を選んでから一晩以上水につけておき、それを水とともにひいて液状にする。湯を沸かしている鍋の上の布を張ったところへクレープ状に薄く延ばし、千切りにして、天日に干せばできあがり。