この料理の特別な点は魚の料理のうまい作り方ときれいな飾り方との良い組み合わせである。
野菜サラダと牛のスネ肉を混ぜた料理は食事の最初によく食べられる料理である。牛肉の軽くすっぱく、パリパリしている味の食感によりこの料理が食べやすくなる。
毎月の旧暦15日や祝祭日などに、カムティエン(Kham Thien)通りにあるフンカイン(Phung Khanh)寺でティック・ダム・アイン(Thich Dam Anh)僧侶(84才)が調理する美味しい菜食メニューがある。その中でお客さんに特に人気があるのは茸の粥である。
ヴァン・アムの豚つみれ団子は昔のハノイの風味があり、作り方が簡単で素朴だが、精細な飾り方が求められている。お皿に盛った料理の純粋さからヴァン・アムという言い方があるという。
ラウマムは元々南部メコンデルタの庶民料理である。この鍋には多くの種類の野菜、海老、ウナギ、イカ、豚肉、牛肉、調味料があり、特に、南部特有の魚サックから作られた塩辛が欠かせない。
スペアリブのグリルは南部の人々の料理で、これは家庭だけでなく、パーティーでも味わえる。
古都フエの餅料理には民間料理と宮廷料理という2つの源から生まれ、バナナの葉などで包まれた餅と葉に包まれない餅という2つの種類がある。葉に包まれた餅にはバイン・ナム( banh nam) 、バン・ボット・ロック( banh bot loc)、葉に包まれない餅にはクレープ状の「バイン・ウット」( banh uot, banh cuon)、バイン・クオイ( banh khoai)、バイン・ベオ( banh beo)がある。