チュウ・ティエン寺とも呼ばれるラン寺は現在のハノイ、ドンダー区ラントゥオンにあたるラン村にあり、首都ハノイの中心から北へ6km離れている。ラン寺は17世紀のリー・アイン・トン王朝(1138年-1175年)に建立され、リー・タン・トン(1128年1138年)王とリー王朝のトゥ・ダオ・ハイン僧、仏陀を崇拝する。伝説によるとトゥ・ダオ・ハイン僧はタイ寺で死去、ダイ・ディエンから援助を受け、化身してスン・ヒエン・ハウ氏(リー・ニャン・トン王の弟)の息子になったという。リー・ニャントン王は息子がないため、スン・ヒエン・ハウ氏を皇太子に決めた。その後、スン・ヒエン・ハウ氏はリー・タン・トン王となった。リー・タン・トン王が死去した後、リー・タン・トン王の息子であるリー・アイン・トン王はリー・タン・トン王を祀るチュウ・ティエン寺を建立した。